この記事でできること
属性や行動条件を組み合わせた動的セグメントを作成できます。一斉配信より精度の高いターゲット配信が実現できます。
なぜ必要か
「全員に同じメールを送っているのに開封率が上がらない」という場合、誰に送るかの精度に問題があることが多いです。
Brevoのセグメント機能を使えば、「過去30日間サイトを訪問した人」「購入金額が一定以上の顧客」など、条件に合致する連絡先を自動的にグループ分けできます。セグメントはリストと異なり、条件に合致すると自動的に連絡先が追加・除外される動的なグループです。
リストとセグメントの違いを理解する
| 機能 | リスト | セグメント |
|---|---|---|
| グループの作り方 | 手動で追加 | 条件で自動グルーピング |
| 更新 | 手動で管理 | リアルタイムに自動更新 |
| 用途 | 購読者管理・カテゴリ分け | ターゲティング配信 |
| 設定できる条件 | なし | 属性・行動・日付など多数 |
セグメントを作成する
- 左サイドバーの「Contacts(連絡先)」をクリックする
- 「Segments(セグメント)」をクリックする
- 「Create a segment(セグメントを作成)」ボタンをクリックする
- 条件を設定して「Save(保存)」をクリックする
よく使うフィルター条件
属性ベースの条件
| 条件例 | 活用シーン |
|---|---|
EMAIL に @company.com が含まれる | 特定企業のユーザーへの配信 |
カスタム属性 会員フラグ が true | 会員限定コンテンツの配信 |
カスタム属性 最終購入日 が90日以上前 | 休眠顧客へのウィンバック |
行動ベースの条件(メール行動)
| 条件例 | 活用シーン |
|---|---|
| 過去30日間にメールを開封した | エンゲージメントが高い層への重要なお知らせ |
| 過去90日間メールをクリックしていない | 非アクティブ層の再エンゲージキャンペーン |
| 特定のキャンペーンをクリックした | 関心を示した商品の続報を送る |
ヒント: 条件は「AND(かつ)」「OR(または)」で組み合わせられます。例:「会員フラグ=true」AND「過去30日間クリックあり」→ アクティブな会員層
実践例:休眠顧客へのウィンバックキャンペーン
目標: 180日以上メールを開封していない顧客を再活性化させる
セグメント条件の設定:
- 「Contacts(連絡先)」→「Segments(セグメント)」→「Create a segment(セグメントを作成)」
- 条件1:「Last email open(最終メール開封日)」→「is more than(より前)」→「180 days ago(180日前)」
- 「AND」で条件2を追加:「Email subscription status(メール購読状態)」→「is(が)」→「subscribed(購読中)」
- セグメント名を「休眠顧客_180日」として保存
配信内容の例:
- 件名:「お久しぶりです。特別なご案内があります」
- 本文:再登録の理由となる特別割引コードや限定コンテンツを提供
- 配信後:開封・クリックしなかった連絡先はリストから削除または配信頻度を下げることを検討
注意: ウィンバックメールを送っても反応がなかった連絡先への継続的な配信は、スパム報告につながりやすくなります。2〜3回試してから判断しましょう。
セグメントの精度を高めるコツ
カスタム属性を充実させる
デフォルトの属性(メール・名前)だけでは作れるセグメントに限界があります。インポート時や購読フォームで追加属性を収集しましょう。
属性の追加場所:「Settings(設定)」→「Contacts(連絡先)」→「Attributes & CRM(属性とCRM)」
| 追加すると便利な属性 | 型 |
|---|---|
| 最終購入日 | 日付 |
| 会員フラグ | ブール値 |
| 興味カテゴリ | テキスト |
| 購入金額合計 | 数値 |
よくある疑問
Q. セグメントとリストを配信先として同時に指定できますか? A. はい。メールキャンペーンの「Recipients(受信者)」ステップで、リストとセグメントを混在して指定できます。重複する連絡先には1通だけ送られます。
Q. セグメントの人数はリアルタイムで更新されますか? A. はい。セグメントの条件に合致する連絡先が変わると、自動的に人数が更新されます。配信直前にセグメントの人数を確認することをおすすめします。
Q. Webサイトの訪問行動をセグメント条件に使えますか? A. はい。BrevoのWebトラッキングコードをサイトに設置すると、「特定ページを訪問した」などの行動をセグメント条件として使えます。Webトラッキングの設置は「Settings(設定)」→「Tracking(トラッキング)」から確認できます。
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