Brevoを導入したあと、最初の課題は確実にメールリストを増やすことです。
スパム登録や低質なコンタクトを避けながら、継続的にリストを拡大する方法を3つの実践的な戦略でご紹介します。
戦略1:ダブルオプトイン形式のサインアップフォームを活用する
最初は確実性が最優先です。ダブルオプトイン(DOI)形式なら、登録者が本当に受信を希望していることが確認できます。
Brevoでの設定手順:
Contacts(コンタクト)→ Forms(フォーム)→ Create a form(フォーム作成)を選択します。
フォーム設定時に:
- Form Type(フォーム種別):「Double opt-in」を選択
- Form fields(フォーム項目):メールアドレスと氏名は必須、追加は最小限に
- Confirmation message(確認メッセージ):「確認メールをお送りしています」と明記
登録後、確認メール(Confirmation email)が自動送信され、リンククリックでコンタクトが承認される仕組みです。
ヒント: フォームの離脱を減らすため、入力項目は3~4個に抑えましょう。後からSegmentation(セグメンテーション)で詳細情報を補完できます。
戦略2:複数のタッチポイントからリード獲得する
1つのフォームだけでなく、複数の入口を作ることが成長のカギです。
実装例:
- ウェブサイトのサイドバー/ヘッダー:ポップアップフォーム
- ランディングページ専用フォーム:キャンペーン・セール告知用
- blog/コンテンツ下部:「次の更新を受け取る」フォーム
- SNS(Instagram/X)プロフィール:Linktreeなどを経由
Brevoの管理画面から Contacts → Forms → Create a form で、用途別に複数フォームを作成します。各フォームにはユニークなエンベッドコードが生成され、異なるページに配置可能です。
リスト分岐設定:
Form settings(フォーム設定)内で「Assign contacts to specific list」を指定し、どのフォームから来たコンタクトをどのリストに追加するか明確化します。
戦略3:既存顧客から許可ベースのリスト拡大
新規取得だけでなく、既存顧客やメール購読者ベースも活用します。
ケース別アプローチ:
ケース1:eコマース顧客
過去の購入者に対し「ニュースレター登録フォーム」を送付。
Automation(オートメーション)→ Create an automation(オートメーション作成)で、購入後7日に登録案内メールを配信する流れを構築します。
ケース2:既存メール購読者の再エンゲージ
最近6ヶ月開封がないコンタクトに限定し、「コンテンツを整理しました、今後配信内容を選択してください」というセグメント化メールを送付。
Contacts → Segments(セグメント)で「Last email opened is more than 6 months ago」という条件で抽出します。
ケース3:公開フォーム経由の補完
既に購入者情報がある場合でもリスト登録が未済なら、簡易フォーム(メールアドレスのみ)で登録完了させ、その後プロファイル情報を段階的に充実。
注意: GDPR・個人情報保護法を遵守し、必ず本人の明示的な同意を取ってください。「実際に読まれたことがない」旧リストの無理な拡大は配信停止率上昇につながります。
監視指標:何を測るか
リスト拡大の効果を確認するため、以下を定期的にチェックします。
Dashboard(ダッシュボード)→ Contacts metrics(コンタクト指標)で確認可能:
| 指標 | 目安 |
|---|---|
| 月次新規サインアップ数 | 前月比+10~20% を目指す |
| ダブルオプトイン確認率 | 70%以上が理想 |
| フォーム離脱率 | 50%未満が合格 |
| リスト内メールアドレス重複 | 1%以下 |
これらは Campaign(キャンペーン)→ Settings(設定)内のリポートからも抽出できます。
まとめ
Brevoでリストを効果的に増やすには:
- ダブルオプトインで品質を確保
- 複数のタッチポイントで継続的に獲得
- 既存顧客活用で追加登録を促進
3~6ヶ月継続すれば、月次成長率が安定します。スパムスコア低下や配信品質維持にもつながります。