共有IPとは
共有IP(Shared IP)とは、Brevoのようなメール配信サービスにおいて、複数の顧客企業が同一のIPアドレスを利用してメールを送信する仕組みです。Brevoをはじめとするほとんどのメール配信プラットフォームでは、標準プランでは共有IPが使用されます。IPウォーミング不要で使い始めから高い到達率が期待できるため、小〜中規模の送信量であれば共有IPで十分なケースがほとんどです。
共有IPのメリットとデメリット
共有IPの主なメリットは、追加費用なしで即座に使い始められることと、メール配信サービス側がIPレピュテーションを管理・維持してくれることです。Brevoは高品質な送信者のみが共有IPプールを使用できるよう管理しており、一定水準の到達率が保たれています。デメリットとしては、同一IPを使用する他の送信者の品質が低い場合(スパム行為など)に、自社の配信にも影響が出る可能性があることが挙げられます。
Brevoでの確認方法
Brevoでは、デフォルトで共有IPプールからメールが配信されます。自身のメールがどのIPから送信されているかは、送信したメールのヘッダー情報(Received: フィールド)で確認できます。Brevo管理画面の「Senders, Domains & Dedicated IPs(送信者・ドメイン・専用IP)」→「Dedicated IPs(専用IP)」では、共有IP利用中の場合にその旨が表示されます。送信量が増加してきた場合は、専用IPへの移行を検討するタイミングの目安にしてください。
注意点
注意: 共有IPを使用する場合でも、自社の送信品質(スパム報告率・バウンス率)が悪化すると、送信者評価に悪影響を与えます。高品質な運用が共有IP環境でも重要です。
ヒント: 月間送信数が10万通未満であれば、Brevoの共有IPで十分な到達率を維持できます。コスト面を考慮すると、送信量が少ないうちは共有IPの利用が合理的な選択です。