認証・セキュリティ

専用IP

Dedicated IP

要点:専用IPとは、自社のメール配信のみに使用するIPアドレスのこと。他社の送信実績に送信者評価を左右されないため、月間10万通以上の大量送信を行う場合に有効。共有IPと対になる概念。

専用IPとは

専用IP(Dedicated IP)とは、自社だけが使用するメール送信用のIPアドレスのことです。メール配信サービスでは通常、複数の顧客が同一のIPアドレスを共有する「共有IP」がデフォルトですが、専用IPを契約することで、そのIPアドレスの送信者評価が完全に自社の送信実績のみによって決まります。月間大量のメールを送信する企業にとって、送信品質をコントロールする上で重要な選択肢です。

専用IPのメリットとデメリット

専用IPの最大のメリットは、他社の低品質な送信によって自社の到達率が影響を受けないことです。また、送信者評価のコントロールが完全に自社の管理下に置かれるため、高品質なメール運用を行えばIPレピュテーションが安定します。一方、デメリットとしてIPウォーミングが必要であること(新規IPから開始するため)、送信量が少ない場合(月間数万通以下)は共有IPより評価が構築されにくいこと、追加費用が発生することが挙げられます。

Brevoでの対応

BrevoではBusinessプラン以上で専用IPの追加購入が可能です。専用IPの追加はBrevo管理画面の「Senders, Domains & Dedicated IPs(送信者・ドメイン・専用IP)」→「Dedicated IPs(専用IP)」から申請できます。専用IPを取得した後は、4〜8週間のIPウォーミングを計画的に実施することが必要です。Brevoサポートチームがウォーミングのガイダンスを提供しています。

注意点

注意: 専用IPは送信量が少ない(月間5万通未満が目安)場合は逆効果になることがあります。送信頻度が低いとISPからの信頼が構築されにくく、かえって到達率が下がる可能性があります。

ヒント: 月間10万〜50万通以上の送信量があり、送信品質に自信がある場合に専用IPへの移行を検討するのが適切なタイミングです。それ以下であれば共有IPでも十分高い到達率を維持できます。

最終更新日:2026年10月15日
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