MailchimpとBrevoの違い(2026年10月時点)|料金の決まり方・日本語対応・乗り換えで確認すること

この記事でできること

Mailchimp を使っている、または候補にしている方が、Brevo との料金の決まり方・日本語対応・自動化の差を公式情報で確認し、自社にどちらが合うかを判断できます。Mailchimp から乗り換える場合に、先に確認すべき点も整理しています。

注意: 料金・プランは両社が変更することがあります。金額は2026年10月23日に公式ページで確認した日本円表示です。契約前に公式ページで最新の内容を確認してください。


なぜ必要か

Mailchimp と Brevo は、どちらも無料から始められるメール配信ツールですが、料金の軸が逆です。

MailchimpBrevo
料金の軸オーディエンスの連絡先数(上限を超えると超過料金)月間の送信数(連絡先の保存は無料プランで10万件まで)
無料プランの条件連絡先250件未満1日300通まで
日本語管理画面・ヘルプ・サポートは英語・スペイン語・フランス語・ポルトガル語・ドイツ語・イタリア語の6言語。日本語なし(日本語の料金ページも存在しない)管理画面は英語。公式サイトは日本語ページあり。BrevoNavi が日本語で解説

連絡先が多く配信頻度が低い(例:1万件に月1回)なら Brevo が安くなりやすく、連絡先が少なく頻繁に送る(例:300件に週3回)なら差は小さくなります。


料金の比較(公式ページの日本円表示・2026年10月23日確認)

Mailchimp(Marketing)

プラン月額含まれるもの
Free¥0連絡先250件未満が対象。送信・連絡先の上限を超えると送信が停止
Essentials¥1,300〜連絡先500件の段階で月5,000通、3シート。自動化は4ステップまで。Mailchimp のロゴ非表示
Standard¥1,900〜連絡先500件の段階で月6,000通、5シート。自動化フロー200件、生成AI、動的コンテンツ
Premium¥38,000(年払いは¥32,300)月15万通、ユーザー無制限、連絡先無制限、電話サポート

連絡先数が増えると段階ごとに月額が上がり、連絡先または送信数の上限を超えると超過料金が発生します。有料プランは14日間の無料トライアルがあります。

Brevo(マーケティングプラットフォーム)

プラン月額(月払い)含まれるもの
Free¥01日300通。連絡先は10万件まで保存。自動化は2,000件まで
Starter¥1,140〜月5,000通〜(段階制)。1日の上限なし
Standard¥2,445〜自動化が連絡先数無制限、A/Bテスト、ロゴ非表示
Professional¥81,400〜月15万通〜、10ユーザー、電話サポート

詳しくはBrevoの料金プランの選び方を参照してください。

同じ条件で比べると

想定MailchimpBrevo
連絡先300件・月2回配信(600通)Free(250件未満)の範囲を超え、Essentials ¥1,300〜Free(1日300通以内で2日に分けて送る)または Starter ¥1,140
連絡先5,000件・月1回配信(5,000通)連絡先5,000件の段階の料金(500件の段階より高い)Starter。ただし連絡先5,000件を保存できるのは月20,000通以上の段階(連絡先50万件まで)なので、その段階の料金
連絡先1万件・自動化を使うStandard の1万件段階Standard 月¥2,445〜(送信数の段階による)

ヒント: 自社の「連絡先数 × 月の配信回数」を出し、両社の料金ページでその段階の金額を見比べるのが確実です。Brevo は連絡先数ではなく送信数の段階に連絡先の上限が紐づくので、連絡先が多い場合は上の段階を選びます。


機能の違い

機能MailchimpBrevo
自動化(ワークフロー)Essentials は4ステップまで。本格的なフローは Standard 以上無料・Starter で2,000連絡先まで。Standard で無制限
トランザクションメール(注文確認など)別サービス(Mailchimp Transactional、旧Mandrill)を追加契約同じアカウントで送信可。API・SMTP込み
SMS一部の国の有料プランで追加(日本は対象外の可能性あり。公式ページ参照)全プランでクレジット購入して送信。日本の宛先に対応
営業管理(取引・パイプライン)なし無料のSales機能あり
日本語ローカライズ管理画面に日本語なし。配信メールやフォームの文言は日本語で作れる管理画面は英語。日本語の公式サイトと BrevoNavi のガイドあり
ロゴ非表示有料プランすべてStandard 以上(Starter は追加料金)

Mailchimp はテンプレートやEC連携の豊富さ、Brevo はトランザクションメールやSMS、営業機能を1アカウントで扱える点が特徴です。


Mailchimp から Brevo へ乗り換えるときに確認すること

  1. 配信停止した連絡先を先に引き継ぐ:Mailchimp の Unsubscribed の連絡先を書き出し、Brevo にブロックリストとしてインポートします。これを飛ばすと、拒否した相手に再び送ることになります
  2. オーディエンスとタグの対応づけ:Mailchimp のタグやグループは Brevo のリストと属性に置き換えます。連絡先CSVを書き出す前に、どの項目を残すか決めてください(連絡先のインポート)
  3. ドメイン認証をBrevo用に設定:Brevo 用のSPF・DKIMを追加します。Mailchimp 側の認証は、Mailchimp からの送信を止めるまで残します
  4. テンプレートと自動化は作り直し:HTML は持ち込めますが、Brevo のエディターで作り直す方が運用しやすい。自動化は本数と分岐を棚卸ししてから再構築します
  5. 並行運用とウォームアップ:数週間は Mailchimp を止めず、Brevo は少量から送信量を増やします(ウォームアップ)
  6. 法令上の表示:名称・住所・問い合わせ先・配信停止リンクを Brevo のテンプレートに入れ直します(法令対応まとめ)

標準的な規模なら、環境づくりはオンボーディングサポート、自動化やフォームの個別再構築はスポットサポートの範囲です。乗り換えるべきかの整理から相談したい方は無料相談へ。


よくある疑問

Q. Mailchimp の配信実績(開封・クリック)は Brevo に移せますか? A. 移せません。必要な数値は Mailchimp 側でレポートを書き出して保管してください。

Q. Mailchimp の無料プランで十分なのに、乗り換える理由はありますか? A. 連絡先が250件未満で配信頻度も低いなら、乗り換える必要はありません。連絡先が増えてきた、日本語で調べながら運用したい、注文確認などのトランザクションメールも同じツールで送りたい、という段階で検討すれば十分です。

Q. 両方とも英語の管理画面なら、日本語対応の差は小さいのでは? A. 管理画面はどちらも英語です。違いは、Brevo には公式の日本語サイトと日本語の解説(BrevoNavi)があり、Mailchimp は公式の日本語情報がない点です。英語に抵抗がなければ差は小さく、設定で迷いやすい方には差が出ます。

Q. Mailchimp の料金が急に上がったのはなぜですか? A. Mailchimp は連絡先数の段階で料金が決まり、配信停止済みの連絡先もオーディエンスに残っていれば数に含まれることがあります。オーディエンスの整理で下がる場合があるので、乗り換えの前に確認してください(扱いの詳細は Mailchimp の公式ヘルプで確認を)。


出典(確認日:2026年10月23日)


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