カート放棄リカバリとは
カート放棄リカバリ(Cart Abandonment Recovery)とは、ECサイトで商品をカートに追加したにもかかわらず購入を完了しなかったユーザーに対して、自動的にフォローアップメールを送信して購入へ誘導する施策です。EC業界では訪問者のカート放棄率が平均70%を超えるとも言われており、この離脱顧客を取り戻すことは売上直結の施策として重要視されています。
カート放棄リカバリの役割
カートに商品を追加したユーザーは高い購買意向を示しており、適切なタイミングでリマインドすることで購入完了率を大幅に改善できます。初回リマインド(放棄後1時間)・二回目フォロー(24時間後)・最終クーポン提示(48〜72時間後)といった複数段階の配信シナリオを設計することで、リカバリ率をさらに高められます。
Brevoでの実装
Brevo管理画面の「Automation(オートメーション)」→「Create a workflow(ワークフローを作成)」から「Cart abandonment(カート放棄)」テンプレートを選択します。前提として、Brevoのトラッキングスクリプトをサイトに設置し、カート追加イベント(ecommerce_cart_updated)と購入完了イベント(ecommerce_order_completed)を送信する実装が必要です。ワークフロー内ではイベントの「カート追加後に購入完了イベントが来なかった場合」という条件分岐を使い、フォローメールを配信します。メール内にカート内商品リストを動的に差し込む際は、イベントプロパティを活用します。
注意点
注意: カート放棄リカバリはBrevo上の連絡先(購読者)にのみ機能します。ゲスト購入ユーザーのリカバリには、購入フォームでのメールアドレス収集と連絡先登録の仕組みが別途必要です。
ヒント: 初回リマインドは放棄後1時間以内が最も効果的とされています。送信タイミングを複数パターンでA/Bテストして最適化することをお勧めします。